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交通心理学〜生理的要因〜

交通心理学〜生理的要因〜

以前、交通における「認知反応時間の突発的な遅れ」の

三種類の要因について話しましたが、

そのひとつの「生理的要因」について考えてみます。

生理的要因は、脳に注目します。


成人の脳の質量は1200g〜1400gといわれており、

体重60kgの人を例にとると、2.0〜2.3%が脳の重さになります。

しかし、

脳の消費エネルギーは、身体全体の20%〜25%にもなります。


他の器官と比べても脳はエネルギーを消費するので、

もし活発に活動し続けたら、身体はたちまちエネルギーを使いはたしてしまうため、

エネルギーの消費を抑える機能があります。


そのため、単調な状況においては、脳のエネルギー消費を抑え、

さらに、心臓の動きをゆっくりにさせ、場合によっては眠気を催すこともあります。


自動車の運転に関して言うと、交通量が少なく単調な道の場合、

脳が自動的に活動を低下させ、認知反応時間が遅れることがあります。

十分気をつけて運転する必要があります!

交通心理学については、

「基本編」 「環境要因」 「心理的要因」をご覧下さい。

author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:交通心理学, 22:36
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