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心理的パラドックス
心理的パラドックス

「忘れよう!忘れよう!忘れよう!」、

「考えるのはもう止めよう!!」と思っても、

なかなか忘れられない、ついつい考えてしまうという

経験はありませんか??

このような現象を心理的パラドックスと呼んでいます。

「怖い本を読んだら、夜眠れなくなるけど、

読んでみたい」という気持ちも、

心理的パラドックスといえます。

では、忘れたいけど、忘れることができないときは

どうすればいいのでしょうか??

もちろん、方法は様々ですが、

ひとつ例を挙げるなら、

何か別のことを考えるという方法です。

同じことを同時に考えることができないので、

焦点を変えてみることで少し変化があるかもしれません!
author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 23:57
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馴化・脱馴化(じゅんか・だつじゅんか)の心理学

馴化・脱馴化(じゅんか・だつじゅんか)の心理学


同じ経験を繰り返していると、

慣れてきて、飽きてきたなぁと感じることはありませんか?


このように、刺激を繰り返すことで

反応が次第に減少していくことを

心理学では「馴化」といいます。


それに対して、

新しい刺激が与えられて

再び反応が現れることを

心理学では「脱馴化」といいます。


日常でも、相手に対して同じアプローチばかりしていると

相手が飽きてきます。

そのため、時には違うアプローチをしていくことで

相手も新鮮な刺激だと感じ、印象が変わるかもしれません。



ブログを見た方は、ホームページにもいろんな情報を載せてますので、

一度、ご覧ください!

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author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 22:38
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原因帰属バイアスによるコミュニケーション

原因帰属バイアスによるコミュニケーション


あなたの周りで、待ち合わせの時間に

遅れてくる友人はいませんか??

そんな友人を少し想像してみて下さい・・・


多くの人は

その友人が遅れてくる原因を考えたときに

「時間にルーズな性格だから。」

「マイペースな性格だから。」など

相手の性格に原因を探します。


一方で、遅れてくる本人は

「渋滞にまきこまれたから。」

「昨日、遅くまで仕事してたから。」など

自分の環境に原因を探します。


このように日常のコミュニケーションにおいて、

何か失敗などをした時に

失敗をした相手に対しては原因を性格に求め、

失敗をした本人は原因を環境に求める傾向
があります。


このことを「原因帰属バイアス」といいます。

コミュニケーションにおいて、

ミスコミュニケーションが起きる一因に

自分と相手との間で「思っていること」が異なることが

大きな要因です。


ミスコミュニケーションを防ぐためにも

原因帰属バイアスを頭にいれ、

性格と環境の両面を考えるようにしてみるのはどうでしょうか。


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author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 23:11
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心理学:悩みは2種類!?
 心理学:悩みは2種類!?


あなたはどんな悩みがありますか?

あなたはどんなときに悩みますか?


人ぞれぞれ、悩みの種類、悩むタイミングは違うと思いますが、

大きく分けると2種類です。


ひとつは選択する前に生じる悩み

もうひとつは選択した後に生じる悩み


悩みって何かを選ぶ前に迷ったりすることで生まれるから、

「選択する前」は分かるけど、「選択した後」というのは

いまいちピンとこないという人もいるかもしれません。


しかし、多くの場合「何かを選択した後に悩みは生じます」


例えば、

服やバックを買うときに、勢いで買った経験はありませんか?

そして、その後、「あっちの方がオシャレだったかな。」

「あのバックの方が使いやすかったかな。」などと

悩んだことはありませんか?


このように、人間は何かを選んだ後に悩みだすのです。

なぜなら、基準がないと比較できないので、うまく悩めないのです。


そのため多くの場合、考えることを後回しにして

行動してしまい、「あの時、こうしていれば・・・」

「あちらを選んでおけば・・・」

と悩んでしまうのです。


しかし、それで良いのです。

選択する前に悩み、何も行動しないのでは

何の成長もありません。

何かを選択した後に悩むのは

何か新しい可能性を探しているプロセスなのです。


あなたが何かを選択したからこそ、

一歩前に進めているのではないでしょうか。
author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 23:33
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願望の回数
 願望の回数

「〜したい!」という夢がある人もいると思いますが、

どうしたらその願望が叶うでしょうか・・・


願望は強すぎると叶わないけど、

思い出す回数が多いと実現しやすい
と言われています。


なぜなら・・・・

思い出す回数が多いということは

そこに焦点が向いているという事なので、

夢を実現する情報をキャッチしやすくなります!!


では、なぜ強すぎると叶わないのでしょうか。


例えば、

「幸せになりたい」と強く思っている状態は、

「現状は幸せでない」という前提が入っているのです。


そのため、幸せでない状態が続くのです。


夢は、願ったら少し忘れるくらいの気持ちが良いのかもしれません。
author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 23:26
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ウサギさんとカメさん

ウサギさんとカメさん

あなたも、「うさぎとかめ」の話をどこかで

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。


「いくらウサギさんの足が速くても、地道な努力を怠ると、

ゆっくりとしか歩けないカメさんに

努力を怠らなかったために、追い抜かれる」

という例え話で用いられることがあります。



今回は、夢を実現する上で、

ウサギさんとカメさん、どちらのタイプが

うまく夢を実現できるかを考えてみたいと思います!!



まず、簡単にウサギさんタイプと

カメさんタイプの説明をすると・・・


ウサギさんタイプの人は、

ゴールするまでに、感情の上がり下がりがあり、

同じペースで走ることが苦手で、途中休みながら進みます。

しかし、ダッシュするパワーに優れ、

集中力が高まったときの力の出方はすごいものがあります。


カメさんタイプの人は、

コツコツと途中でペースを崩すことなく、

黙々と前に進んできます。

しかし、パワーはあまりなく、

急激にエネルギーを上昇させることは、なかなかできません。


ここまで、話をしてて、気づいた人もいるかもしれませんが、

それぞれに特徴があり、

実は、夢を実現するのに、有利・不利はありません。


しかし・・・

相手と比べて不安になるのが大きな落とし穴です!


ウサギさんタイプは、

カメさんタイプの地道に努力する姿を見て、

自分は遅れているのではないかと焦り、


カメさんタイプは、

カメさんの集中力が高まった姿を見て、

すごい勢いで追いついてくるのではないかと焦ります。


大切なことは他者と比べるのではなく、

自分はウサギさんタイプなのか、

カメさんタイプなのかを把握しておくことです。

そうすることで、不安は軽減されていきます!

author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 23:48
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心理学:両面提示の法則

心理学:両面提示の法則

人は、商品の説明をされたとき、

長所だけ説明されると、その商品に対して

本当にそれだけの価値があるのか疑ってしまう
心理がはたらいてしまいます。

しかし、少し短所を混ぜながら説明されると、

長所だけ説明されたときより価値が上がってきこえる
ことがあります。

これを「両画面提示の法則」(両面提示効果)といいます。


例えば、

「このデジカメは便利で使いやすく、様々な機能がついてます。」

と説明されるより、

「このデジカメは価格は高いですが、様々な機能がついてます。」

と説明された方が価値が上がって聞こえます。

また、言葉の最後の方が心に残りやすいので

「ネガティブ→ポジティブ」という形で伝えることも大切です。


さらに、「両面提示の法則」(両面提示効果)は

自己紹介のときにも応用できます。

自己紹介のときに、

「少しクヨクヨすることもあるけど、基本は明るい性格です。」

と言って方が印象もよくなります。


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author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 22:44
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「存在への自信」と「能力への自信」の心理学

「存在への自信」と「能力への自信」の心理学

あなたは、自信がありますか??

自信があると答える人もいれば、

まだ自信がないと答える人もいると思います。

そもそも、自信とは何でしょうか??


自信とは、自分自信を信じる力だと私は考えていますが、

その自信にも、2種類あるのではないかと思っています。


ひとつは「存在への自信」です。

これは、「私は、ここにいていい。私には価値がある」など、

自分自身の存在に対する自信です。

自己承認や自己肯定に対する自信ともいえます。


もうひとつは「能力への自信」です。

これは、「私は〇〇ができる。私は〇〇が上手。」など、

自分自身の能力に対する自信です。


自信にも2種類あるため、

「自信がない」という人に対して、声をかけるときには、

相手の心理状態によって声のかけ方をかえる必要があります。


「存在への自信」があまりない人には、

相手を承認する言葉をかけることが効果的ですし、

「能力への自信」があまりない人には、

スキルや行動をほめることが効果的です。

また、

「能力への自信」は、

「存在への自信」が土台になっているので、

スキルや行動に自信がない人に対しても、

相手を承認する言葉がけは重要
です!!


author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 22:34
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心理学:ABC理論
JUGEMテーマ:心理学

心理学:ABC理論

アメリカの臨床心理学者アルバート・エリスは

A=affairs(activating event)・・・出来事

B=belief・・・思い込み、信念

C=consequence・・・結果、結果として生じる感情

として、

Aを解釈するBによって、Cが異なってくると考えました。

つまり、同じ出来事でも、

その人の信念によって結果として生じる感情は変わってくる
ということです。

これをABC理論と呼んでいます。



とくに不合理な考えによる解釈を

イレイショナル(イラショナル)・ビリーフと呼んでいます。

そして、イレイショナル(イラショナル)・ビリーフを改善するために、

D=dispute・・・論駁

E=effect・・効果

DとEをABCのあとに加えて、

ABCDE理論と呼ぶこともあります。

不合理な考えを反論し、粉砕することで

新しい見解をみいだしていくのです。



author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 23:21
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心理学:自己知覚理論

心理学:自己知覚理論

あなたの感情は、内側からわいてきますか、

それとも、外側からわいてきますか。

多くの人は「内側から」と感じているかもしれません。

しかし、

心理学者ダリル・ベムは、

自分の感じ方や考えた方に関する認識は

自分のふるまいに対する周囲の反応や評価などの

外側の情報から得ている
と提唱しています。

つまり、人は意外と自分のことをわかっておらず、

他者からの情報をもとに自分自身の感情をつくっているのです。

author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:気づきの心理学, 21:47
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