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交通心理学〜基本編〜

交通心理学〜基本編〜

今回は、交通心理学についてです。

交通心理学とは、

人と交通の関わりついていろいろ角度から探求していくものです。

歩行者の心理、交通安全指導、ドライバーの心理などを研究しています。


その中でも、「ドライバーの認知反応時間」について少しお話します。

一般的に、注意さえしていれば危険を察知してから回避するまでに必要な時間は

一定だと考えている人が多いのですが、

実際には、どんなに注意していても反応する時間が突発的に遅れることがあります。

そして、それが交通事故の原因になることがあります。


これを「認知反応時間の突発的な遅れ」と呼び、

発生原因は、三種類あります。

「生理的要因」 「環境的要因」 「心理的要因」のページをご覧ください。





author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:交通心理学, 22:12
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交通心理学〜生理的要因〜

交通心理学〜生理的要因〜

以前、交通における「認知反応時間の突発的な遅れ」の

三種類の要因について話しましたが、

そのひとつの「生理的要因」について考えてみます。

生理的要因は、脳に注目します。


成人の脳の質量は1200g〜1400gといわれており、

体重60kgの人を例にとると、2.0〜2.3%が脳の重さになります。

しかし、

脳の消費エネルギーは、身体全体の20%〜25%にもなります。


他の器官と比べても脳はエネルギーを消費するので、

もし活発に活動し続けたら、身体はたちまちエネルギーを使いはたしてしまうため、

エネルギーの消費を抑える機能があります。


そのため、単調な状況においては、脳のエネルギー消費を抑え、

さらに、心臓の動きをゆっくりにさせ、場合によっては眠気を催すこともあります。


自動車の運転に関して言うと、交通量が少なく単調な道の場合、

脳が自動的に活動を低下させ、認知反応時間が遅れることがあります。

十分気をつけて運転する必要があります!

交通心理学については、

「基本編」 「環境要因」 「心理的要因」をご覧下さい。

author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:交通心理学, 22:36
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交通心理学〜環境的要因〜

交通心理学〜環境的要因〜

認知反応時間の突発的な遅れを引き起こす環境要因には、

視覚情報が大きく関係しています。


暗い場所から急に明るい場所に出たりするような環境(トンネルなど)、

対向車のライトを直接受けて、

一瞬まぶしさのため見えにくくなったりする夜間などの環境では、

視覚情報が低下することがあります。


そして、視覚情報の低下は、

認知反応時間の突発的な遅れを引き起こすことがあります。


自動車の運転に必要な情報の多くは視覚から与えられています。

そのため、視覚機能が低下しているときは、

事故の危険性が高まるので、注意が必要です!

交通心理学については、

「基本編」 「生理的要因」 「心理的要因」 をご覧ください。

author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:交通心理学, 22:40
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交通心理学〜心理的要因〜

交通心理学〜心理的要因〜

認知反応時間の突発的な遅れが生じる

「心理的要因」について少しお話します。

運転をしている人の心理状態は、

認知反応時間に大きく影響します。


人間関係の悩みやストレスなどで

精神的に不安定な状態などになっているときは、

運転以外のことに意識が分散しているため

必要な情報についての認知反応が遅くなってしまうことがあります。

また、

知らない道を走行しているときには

地図や案内標識に意識が向いてしまい、

同乗者と話をしていたりするときには、

運転以外のことに意識が向いてしまうので、

認知反応が遅くなることがあります。


運転するときは気持ちを落ち着かせて運転する必要があります。

交通心理学については、

「基本編」 「生理的要因」 「環境的要因」もご覧下さい。





author:新田猪三彦(にったいさひこ), category:交通心理学, 22:57
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